monorepo なプロジェクトなどでたくさんのコンポーネントを1つのリポジトリで管理しているのですが、コンポーネントの数が増えていくのに伴い、開発サーバーの立ち上げ時間が明らかに遅かったり「監視ファイルの上限に…」みたいな警告を言われたり、これがストレスになってきたので、何か改善できないかと設定など読み直しました。
--files
そこで見つけたのが--files
というオプションです。これはdoczrc.js
というような設定ファイルにも書けるのですが、オプションで都度渡すのがおすすめです。 monorepo のルートディレクトリで以下のようにコマンドを叩くことでワークスペース毎のコンポーネント開発ができるからです。(ただのglob
パターンです)
# foo ワークスペースのコンポーネント開発
yarn docz dev --files 'components/foo/**/*.mdx'
# bar ワークスペースのコンポーネント開発
yarn docz dev --files 'components/bar/**/*.mdx'
# foo と bar 両ワークスペースのコンポーネント開発
yarn docz dev --files 'components/@(foo|bar)/**/*.mdx'
doczrc.js の設定が優先
少なくともdocz@0.13.7
まではdoczrc.js
にfiles: '**/*.mdx
と書いてしまうとコマンドの--files
オプションより優先して適用されてしまい、上書きできないので設定ファイルには記述しないでおくといいと思います。ちなみに、デフォルト値は、**/*.mdx
です。